Art of Drink

お茶と美味しい関係


Soran NomuraSoran Nomura  / Feb 18, 2019

前回の投稿から少し離れてしまったが、またゆっくり少しづつお酒や飲み物の話をしていこうと思う。

ちょうど一年前、とあるイベントのドリンク制作の依頼がきた。
それはお茶を使ったカクテルというものだった。

お茶のカクテルと言えば、銀座にある[Mixology Salon]や青山の[櫻井焙茶研究所]ではないだろうか。
色々種類のあるお酒をお茶に合わせて、お酒の味に深みを増したり、香りや苦味まで色々味の変化が楽しめるバーである。
ここまで出来たら、全てのお茶はもうすでにカクテルの一つの材料として確立したと言っていいだろう。
しかし、お茶の繊細な香りや味をちゃんと出すためには技術だけでは無く、経験やお茶のどの部分を出したいかにもよる。
気の遠くなるような実験の繰り返し、後は経験によるひらめきで美味しいカクテルが出来上がっているのである。

カクテルでお茶を使うとなると、一番に考えられるのは抹茶であろう。抹茶は濃くてお酒やリキュールの甘さに負けず、ちゃんとお茶の味を出してくれる。なので、カクテルを作る時の一つの材料として他のバーテンダーさんや私もよく使っていた。
とはいえ、お茶に関しては全くの素人。
なので、早速渋谷にあるお茶の専門店 [GEN GEN AN]に行ってみたのだった!

お店については後で説明するとして、お茶達はこのRiCE pressでもお馴染みの丸若さんだ。[GEN GEN AN]で販売しているEN TEAは佐賀県嬉野市で生産されていて、個性的で今まで飲んだことのないものばかり。これならカクテルにできそうな気がしたので、イベントにはEN TEAさんのお茶を使用することにしたのだった。

そしてイベントは、大盛況!
この試みのおかげでEN TEAさんと繋がり、お茶を完全にカクテルの要素として使えることが自分の中で立証できてとてもよかった。
何事も試すことが一番!喰わず嫌いにならずにこれからも試していこう。

しかし、お茶はまだまだ未知なるものであったのだ。もっと仲良くなるためには何が必要なのか…。

次に続く

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