curry note on RiCE

初めてのインド、南北横断。カレー好きデザイナー、とうとう本場へ。03


Kisa MiyazakiKisa Miyazaki  / Jul 31, 2018

「南インドは最高」!

9/16土曜日の夜、エア・インディアの国内便で北のデリーから南のコーチン空港に到着。

▲ 雨が降る中で上はシャツ、下はルンギを軽やかに着こなす男性たち

北に比べてまず驚いたのは雰囲気の落ち着き方。朝早かったせいもあるだろうけど、音が静か。人の数はまあまあいるけれど、みんな穏やかそう。怒鳴ったりイライラしている人もいなくて、のんびりしている。確かに田舎的な雰囲気で、これが噂の「南インドは最高」か! コーチン空港は比較的新しい空港ということもあって、地方空港ながら清潔感もきちんとあります。ちなみにここはケーララ州。

リムジンに乗って海岸近くのホテルまで1時間ほど。いいホテル付きの車サービスなだけあって、ものすごく丁寧な運転をしてくれるドライバー。日本のタクシーより快適かも……

街から街へ進んでいく間にどんどん晴れてきた!

▲ 可愛い学生服の子たち

ホテルは、ヨーロッパ系のオーナーが運営するプライベートリゾート。インドのホテル相場ではかなり高い方だけど、東京で贅沢をするのに比べたらかなりお安めで泊まれます。

南のこの地方は昔ヨーロッパからの統治を受けていた期間が長く、その時代に建てられた西洋風のお屋敷がたくさん残っていることで、そこを改装した観光客向けリゾートがたくさんあるのです。

元お屋敷なので部屋数もそこまで多くなく、手の行き届いたサービスが受けられる。フロントマンが丁寧に、上手な英語で対応してくれる ( 訛りはインドだけど!) 。スタッフ全員インド人だけどすごく親切で愛想が良くて、超おすすめなこの宿は「The Malabar House」アジア系のお客さんはほとんどいないようでした。ここに泊まったことで、楽園気分がかなり盛り上がった。

▲  リッチ!!!

ホテルでティーセットの軽食を食べるも、やっぱ昼ごはんは街の食堂に繰り出したいでしょ〜。期待の南インド飯、このエリアのローカルフードを事前調査済みなので、雨上がりの海岸を散策したりしつつ、散歩しながら向かいます。

▲ みんな裸足で海を見たり雑談したり。海水浴はしないようです

目的地はここ! HOTEL LUCKY STAR

▲ インドでの「HOTEL」は「食堂」を意味します

入ると視線を一気に集めるほど、地元民のための食堂! といった感じで等間隔にテーブルが8つほど。カウンター越しにこちらを一瞥した店員さんがゆっくり近づいて。メニューは一応テーブルにくっ付いているけど、それは意味をなしていないらしい。

今あるのはランチのビリヤニと、ベジタブルのカレーだけだと言われ、ではそれを、と。基本的にメニューは英語で書かれているので、そこは安心。旅行中は一貫して、お腹を守るために、出された飲料水は全く飲まないよう気を付けていました。なのでここでも持参のペットボトルを。

▲ チキンビリヤニ、ベジタブルカレー、パロタ

▲ チキンビリヤニを崩すと中からグレイヴィーが!!

正直に言って今までに食べたビリヤニの中で一番美味いと思いました。完全に場所に呑まれているのもあるけれど、お米はパラパラ、シミッシミに染みた下味、どろっとしたグレイヴィー、ナッツやホールスパイスがごろごろ入ったテクスチャー、そして最高の香り。鼻がぶっ飛ぶかと思ったほどの香り高さ。

かなり大盛りのこれで確か400ルピーほど。ベジタブルカレーは濃厚だけどヘルシー、北で食べた生クリーム&バターの重さではなくてナッツ系やココナッツ系の濃厚さ。いい意味でグッダグダに煮込まれていて速攻で消化しそう。パロタなんて日本の高級南インドレストランで食べるのより美味しく薄くふわふわになっていて、庶民レベルがここなの!? どういうこと!?!? と脳内が混乱した。

南の初回の食事ですでに大満足&大興奮を得られてしまって、しかも周りには観光客0。最高の状況。店内を見渡すと、おじさんが一人か二人でサッと来て黙々と食べて、雨が降ったり止んだりするのをぼーっと眺めてから、帰る。みたいなルーティーンのよう。本当に日本の定食屋に入って本日のランチを食べるのと感覚と同じなんだな……としみじみ。

▲ 店内の様子

▲ 食後にぼーっとしてたら急に無言で出されたこの飲み物、チャイかと思ったら違って、ホットチョコレートとコーヒーとキャラメルを混ぜたような激甘ドリンク!最高に美味しかった

▲ 道にヤギや家畜がいる隣で、肉屋では丸出しで捌いてるよ

次回、続南インド編。

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