毎日のパスタからはじまるエシカル

日清製粉ウェルナがつくるサスティナブルな食


RiCE.pressRiCE.press  / Mar 5, 2024

“地球にやさしくて、体にやさしくて、そしてなによりおいしいもの

RiCEでは、エシカルフードをこのように定義し、昨年秋に「エシカルフードカタログ23-24」として特集しました。202310月に発売してからの数ヶ月でも世界の情勢や環境の変化はめまぐるしく変化し、“エシカルであることはもう特別なことではなく、日常のものにしなければいけないのだと迫ってきています。

とはいえ、エシカルなものを見つけ、手にいれることはまだまだ容易ではないじゃないか…という本音も。そう思っていた矢先に訪問した日清製粉ウェルナの新商品発表会。

話を聞いているとどうやらめちゃくちゃエシカルだったのです。

 

毎日のパスタからエシカル

デイリーに使うところでいうと、「結束スパゲッティ」。3分でゆで上がる早ゆでタイプは、もはやなくてはならない常備食材となっているが、実はこれも環境負荷軽減を実現しているという。

 

近年はSDGsの達成に向けて、サプライチェーン全体における環境評価が重要視されるが、多くの場合、生産(スコープ1、2)または調理段階に終始する。日清製粉ウェルナはそこを「消費者が調理し、食べて廃棄するまで」の各段階にまで拡大し、算定した。

標準製品である「マ・マー チャック付結束スパゲティ1.6mm(標準タイプ)」の場合、原料調達から調理・喫食、廃棄までの製品ライフサイクル*において、もっとも温室効果ガスを排出するのが「調理・喫食」の工程で全体の約56%を占めているという。温室効果ガスが家庭で発生しているのだ。

そこで、調理時間の短い「マ・マー 早ゆでスパゲッティ FineFast 1.6mm」と標準タイプを比較すると、原料調達〜流通までの工程では「標準タイプ」のほうが、CO2e排出量は低いが、調理・喫食の段で約34%減となるため、全体で約15%の排出量を抑えられるという。つまり、「早ゆで」を使えば、時短で楽な上に、環境負荷軽減につながるアクションができちゃうということである。

野菜がたっぷりなのもうれしい。新メニューは「オクラとなすのペペロンチーニ」「彩り野菜のレモンクリーム」

既存商品も続々と環境負荷軽減のアップデートがされている。たとえば、テレワーク飯の定番でもある冷凍パスタ。「マ・マー THE PASTA 贅沢野菜」シリーズでは、もともとプラスチックだった容器を紙に変更し、ビニールのフタ(トップシール)を廃止。これによりプラスチック使用量約7割減を実現したのだという。

脱プラにより地球にやさしいのはもちろんだが、忙しいランチタイムにフタを剥がしたり、食べたあとに分別したり…の作業がなくなるというユーザビリティの改善につながっているのがうれしい。

“エシカルを考えるときに難しいのが、どこを見るかということだ。原料はエシカルだけど、製造工程はエシカル?からだにはエシカルだけど、食べたあとのゴミは?環境にいいけど、継続できずに一過性でいいの?

食べなければ生きていけない。エシカルでおいしいとなおうれしい。そんな私たちの願望を叶えてくれる日常フード。スーパーで手軽に手に入るというのが、続けられそうでうれしい。

今回紹介したパスタ・スパゲティだけでなく、さまざまな商品で環境配慮、アップデートをしている日清製粉ウェルナ。他の商品、今後の商品もウォッチ&トライしてみたいところだ。

日清製粉ウェルナ

https://www.nisshin-seifun-welna.com/index/

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