きょう何食べた? #7 下高井戸編
[dirty spoon]越川萌音さんの昼ごはん
「きょう何食べた?」は、東京のフードカルチャーシーンで注目を集める人たちに、ある一日の朝、昼、夜ごはんを紹介してもらう連載企画。食べ物だけでなく、その人のライフスタイル、街との関わり、仲間との時間など、“人と食と街のストーリー” を浮かび上がらせます。第7回はベイクショップ[dirty spoon]の店主・越川萌音さんが登場。店舗もある下高井戸周辺を巡りました。
[DELI KATI]のハーフ&ハーフ(ガパオとカオマンガイ)
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左は自家製ソースが決め手のカオマンガイ。右は、ごろっと大ぶりの挽肉にカリッと揚げた目玉焼きが相性抜群のガパオ。鶏の出汁がじんわり効いたスープ付きなのも嬉しい。
[DELI KATI]を知ったのは、自分のお店の開店準備をしている時でした。ホームセンターとお店を車で行き来している途中に、「どこか食べられるところないかな」って探していて見つけたんです。もともとエスニック料理が大好きなので、見つけた瞬間に迷わず「ここにしよう!」って決めました(笑)。
その頃は作業しながら食べられるものがありがたくて、最初はテイクアウトで利用していたんですけど、食べたらすごく美味しくて。そこからお気に入りのお店になりました。
エスニック料理は本当に好きで、学生時代は表参道の[モンスーンカフェ]でアルバイトもしていました。キッチンで前菜とデザートを担当していて、ずっと生春巻きを巻いてましたね(笑)。
今日食べたガパオとカオマンガイもすごく美味しかったです。ガパオはお肉がごろっと大きめで食べ応えがあるし、辛さも強すぎなくて食べやすい。上にのったカリッと揚げた目玉焼きもすごくいいんですよ。カオマンガイもソイソースがすごく美味しくて、ついどんどん食べ進めちゃいました。2種類を楽しめる、この“わんぱく感”がたまらないです。
普段、お店の営業がある日は、朝食べたら夜までほとんど食べられないことが多いです。週4日営業なんですけど、それ以外の日もずっと仕込みをしているので、そういう日のお昼はテイクアウトしてお店で食べることもあります。ここ最近はほとんど休みがなかったんですけど、新しいスタッフが入ってくれたので、これからは少し自分の時間も作れるかなと思っています。
今回初めてイートインしたんですけど、スタッフの方もすごく気さくで優しくて、対面で会話できるのが嬉しかったです。私も距離感の近いお店が好きなんです。自分のお店でも、カウンターに座ったお客さんとは「どこから来たんですか?」とか、「お味どうでしたか?」とか、つい話しかけちゃいます。カウンターって自然に会話が生まれるのがいいですよね。そういう下町っぽい距離感のお店が多いのも、下高井戸エリアの好きなところです。
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大きな虎の絵が目を引く店内は、BGMも含めてエスニックな空気感たっぷり。L字型カウンターのみのコンパクトな空間だからこそ、自然と会話も生まれ、本格的なタイ料理を距離感近く楽しめる。
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2つの味を一度に楽しめる、豊富なハーフ&ハーフメニューもこの店の魅力。食べ進めながら少しずつ混ぜ合わせ、味の変化を楽しむのもおすすめ。
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最寄りは桜上水駅。駅からすぐの路地を入ったところにあるタイ料理店。 今回注文したメニュー以外にも、グリーンカレーやマッサマンカレー、汁なしガパオ坦々麺なども人気。
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DELI KATI
東京都杉並区下高井戸1丁目22-11
11:00〜15:00 / 17:00〜21:30 LO
金曜&日曜 11:00〜14:00
土曜 11:00〜15:00 / 16:00〜21:30 LO
IG @deli_kati_shimotakaidoModel by Mone Koshikawa(モデル 越川萌音)IG @m_o_n_e___
Photo by Mishio Wada (写真 和田美潮)IG @mso_340
Text by Shingo Akuzawa(文 阿久沢慎吾)