★名盤カレー

02.イーグルスでカレーを作る


Jinsuke MizunoJinsuke Mizuno  / Jul 3, 2020

Eagles/アルバム『Hotel California』(1976)をBGMにビーフ&ナスカレーを作ってみた。

総調理時間:43分28秒

“頭が重く、目の前がかすむ”ほどの疲れを感じた旅人がたどり着いた怪しげな宿、ホテルカリフォルニア。旅先で「どうやら今夜は休息が必要だ」と感じる経験は自分にもある。癒しを求めてワインを頼むと、「その手の酒は置いていない」と断られてしまう。イーグルスの超有名曲「ホテル・カリフォルニア」の一節だ。旅人はさぞかしガックリ来ただろうなぁ。

「飲み残した赤ワインなら、ボトルの中に半分残っていますよ」

僕はホテル・カリフォルニアの“キャプテン”に代わってそう答えてあげたい。夕暮れに安っぽく輝く建物のジャケットをイメージしながら、ソースの色の濃いビーフカレーを作った。飲み残しの赤ワインをたっぷり入れて。

ホテル・カリフォルニアは1977年5月にシングルでリリースされて全米1位を獲得。僕は、1stシングルとして2月にリリースされ、同じく全米1位となった「ニュー・キッド・イン・タウン」の方が好きかなぁ。

※ 曲が変わるたびにプロセスを変えます。
※ レコードをお持ちの方は、A面からB面へのスイッチをスピーディに。
※ CDをお持ちでない方は、YouTubeなどをご利用ください。

【材料・3~4人分】

牛バラ肉(カレー・シチュー用) 300g
赤ワイン 200ml
水 200ml
オリーブ油 大さじ2
玉ねぎ 大1個(300g)
塩 小さじ1/2
パウダースパイス
・ローステッドクミン 大さじ2
・ローステッドカレーパウダー 大さじ1
・フェンネル 小さじ1
・ブラックペッパー 小さじ1
・ガラムマサラ 小さじ1
トマトピューレ 大さじ2
なす 3本(180g)

隠し味
・スイートチリソース 大さじ1
・しょう油 大さじ1

【作り方・A面】

1. Hotel California(6:30)
鍋Aに牛肉と赤ワインを注いで強火で煮立てる。煮立ったら水を注いで再び煮立て、ふたをして弱火で煮込み始める。玉ねぎをスライスにする。

2. New Kid in Town(5:04)
鍋Bに油と玉ねぎ、塩を加えて強火にし、ふたをして蒸し焼きにする。

3. Life in the Fast Lane(4:46)
ふたを開けて鍋中をざっと混ぜ合わせ、再びふたをして強火のまま玉ねぎの蒸し焼きを続ける。にんにくとしょうがをすりおろし、100mlの水(分量外)と合わせてGGジュースにしておく。

4. Wasted Time(4:55)
ふたを開けてGGジュースを注ぎ、強火のまま水分を飛ばすように炒める。

【作り方・B面】

1. Wasted Time (Reprise)(1:22)
中火にしてパウダースパイスを混ぜ合わせ、焦がさないように炒める。鍋中をよくかき混ぜながら。

2. Victim of Love(4:11)
トマトピューレを加えて弱火にし、炒め合わせる。

3. Pretty Maids All in a Row(4:05)
鍋Aの牛肉を煮汁と共に鍋Bに加えて混ぜ合わせる。ふたをして弱火で煮込む。なすをひと口大に切っておく。

4. Try and Love Again(5:10)
ふたをあけてなすを加えて混ぜ合わせ、ふたをして弱火で煮込む。

5. The Last Resort(7:25)
ふたをあけて隠し味を加えて混ぜ合わせ、ふたをして弱火で煮込む。

【チャレンジ感想】

A面1曲目“Hotel California”でいきなり赤ワイン。軽量したあとに少しだけ追加でグラスに注ぎ、この歌詞に出てくる「Please bring me my wine.」のところでごくり。A面2曲目“New Kid in Town”は1曲目よりも好き。だから、鍋にふたをした後は、食材を切る作業もなし。さっきの赤ワインを飲み続ける。B面1曲目“Wasted Time (Reprise)”は短い曲だが、その分、調理には少し気を遣う。鍋中をかき混ぜ続けるため、ちょっと忙しい。B面3曲目“Pretty Maids All in a Row”は、調理プロセス的にはハイライト。このカレーの全体像がイメージできる瞬間だ。ここから先はひたすら煮込むだけ。おいしいカレーができました。

 

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