
古舘佑太郎「あの人とあの店で」
崎山蒼志くんと「もうやん飲み」がしたい(3/3)
これまでのお話はこちら ▷ 第1回、第2回
古舘 崎山くん、1月に本出したじゃないですか(エッセイ集『ふと、新世界と繋がって』)。読ませてもらいました。崎山くんの書く文章を初めて読んで、まず、めっちゃ意外だった。崎山くんの曲を聴いて、勝手にだけど、旅が好きなのかなと思ってたの。「国」って曲とか、歌詞とかタイトルとか、なんとなくここじゃない場所に行きたいみたいな感情が感じられて。それが逃げ出したいのか広い世界を見たいのかわからないけど、てっきりこの人は旅好きなのかなと思っていて。でも読んだら海外行ったことないみたいな。

崎山 そうです、まだ海外行ったことない時に書いたんです。今は一回行きました。
古舘 それがすっごい意外で。その一回はどこに行ったの?
崎山 ライブで香港と台湾に行きました。海外行きたい欲は最近高まってきてます。時間がある時もあるから、超行きたいっす。でも一つ、飛行機が苦手なんすよね。飛行機めっちゃ怖くて。
古舘 飛行機が苦手な人におすすめしたい考え方ある。俺もちっちゃい頃は怖かったの。でも、飛行機が落ちる確率より車で事故る確率の方が高い。自分で調べたのね。ってことは、飛行機怖くて乗れないって言うんだったら車も乗っちゃダメだって自分に言い聞かせる。車は乗るし、お前矛盾してるぞ!って。自分に言い聞かせてたら、飛行機怖くなくなった。これおすすめなんだけど、どうかな?(笑)
崎山 それいいですね、やってみます、それ。
古舘 全然やんなそうだけど(笑)。恐怖のほとんどはわからない知らないから来るものだから。仏教的な考えでも恐怖には常に原因がつきまとう。その原因を掘っていく中で知識を得て乗り越えるっていう。それやりすぎて最近何も感じない。幽霊とかも怖くなくなってきた。幽霊に遭遇して怖いんだったら、海水浴もだめだし、車もだめ。じゃあ行ける!って。
崎山 そういうことか……。

思わぬ共通点
古舘 本の話に戻ると、「霧に包まれる街を見て」っていう話は、とあるバーでの話だよね。
崎山 はいはい、たまに行ってます。
古舘 俺そこはもう、20代に通いまくってたからね。そこに崎山くんも通ってるって知って嬉しかった。
崎山 友達と四人ぐらいで行った時に菅野美穂さんの写真集を見てみんなでくらっちゃったんですよね。
古舘 それ! 俺が唯一持ってる写真集。もう青春時代に菅野美穂さんが好きすぎて。そこ繋がるのすごい嬉しいかも。菅野美穂さん好きに悪いやついないんで。
崎山 本当っすか! 『NUDITY』はもうアンビエント。ダークアンビエントみたいな。
古舘 20代の時にドラマで共演したことがあったの。でも共演シーンはなくて、最後の総打ち上げで会えた。当然しゃべれないけど、最後その会が終わって、人が少なくなってきた時ぐらいにそそくさと近づいていって、「すみません、昔からすごい好きで携帯の待ち受けにもしてたんです」って、めちゃくちゃキモいこと言っちゃったんだよね。でもすっごく優しく「ありがとうございます」って言ってくれて。中学校3年間待ち受けにしてたぐらい好きだったから。まさか崎山くんと菅野美穂さん繋がりがあるとは。
崎山 僕も去年その写真集を見た時衝撃を受けすぎて、めちゃくちゃ好きになりました。
古舘 あそこ今度一緒に行きたいよね。
崎山 はい! 共通点が『NUDITY』ってやばいですね。僕2冊持ってますもん。誰かに貸す用で。この前ナイツさんのラジオでも喋りました。
古舘 事務所OKなんだね(笑)。あと俺が好きだったのが、待ち合わせの回。すげぇ好きだったんだよな。
崎山 駅の話ですか?
古舘 そうそう、最後友達を待ってる間にいろんなことがあって。俺と違うなって思ったのが、崎山くんが窓について書いてた回で、「窓を風が撫でていく」っていう描写がある。俺は風が撫でるものを窓とか無機質なものにしたことがなくて、髪とかなの。多分それは自分の初恋が強烈に影響してるんだけど。「窓を風が」って読んだ時に、自分と違くて面白いなぁと思った。
崎山 わりと自分は無機質なものと有機的なものを組み合わせた歌詞を書きがちです。
古舘 そうだよね。あとこのエッセイの前提として事実と想像が混ざっていて、本当か嘘か分からないですよってしてるから、謎解き感もあるよね。それって比率で言うとどれくらいなの?
崎山 6対4か7対3ぐらいですかね。6、7が本当で。
古舘 「(見ず知らず、)ダンスホール」は異世界が強め?
崎山 5対5ですね。
古舘 あれ5対5なの!? じゃあ一番本当が多いのは?
崎山 「一房の月」っていうのはほぼ本当です。
古舘 あれの終わり方めちゃくちゃ好きだった!
崎山 僕もあれ「書けた!」って思って。
古舘 あれ震えた。これ書けた時、気持ちよかっただろうなって思ったもん。
崎山 嬉しいです。僕「一房の月」が一番好きで。一番自分が綺麗に、スルスルって書けたなって。
古舘 ストンって落ちるし。その落ち方が大味じゃないのよ、めちゃくちゃ印象に残ってくるというか。
崎山 ありがたいですね。本当にありがとうございます。

古舘 俺けっこう読むの時間かかるんだけど、一瞬で読んじゃった。崎山くんが旅好きかなっていうのは勘違いだったとはいえ、“ここじゃないどこか”と崎山くんがバイパスで繋がってんだなって、すごく腑に落ちた。崎山くんの歌詞って一見難解というか、相手に対して、分かって!じゃなくて、突き放すような表現なのに、突然「でしょ?」って問いかけてくるじゃない。あれが聴いててすごく面白い。問いかけをされることによって自分もいい意味の巻き添えというか、より考えて自分に落とし込もうとする感じがあって。そのバイパスみたいなものをやりたい人なのかなって思った。俺はどちらかというと「全部分かって!」っていうか「誤解されたくない」みたいな気持ちになってた時があったんだけど。崎山くんは、崎山哲学みたいなのをやりながら、「でしょ?」ってこっちにも振り返る。
崎山 急に目が合うみたいなのがすごい好きなんです。なんかホラー映画みたいな。気づいたらこっち見てたっていうのがすごい好きで。ハッってなる感じ。
古舘 本読んでも曲のイメージと繋がるものがあるね。俺は多分できないんだよね。初めて今回本書いたけど(『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』。RiCE.pressでのインタビュー記事も)、やっぱり俺は崎山くんみたいに日常の中と異空間みたいなものを繋げることが全然できなくて。一回自分を極限状態まで追い込んで、その苦しみをドキュメンタリーとして吐き出さないとだめなんだなって、崎山くんの本を読んで思った。行きたくもない旅先で、蕁麻疹になりながら書いたから良かったのかなと思った。
崎山 早く読みたいです!
古舘 崎山くんには是非読んでもらいたいんですよ。
昔の歌詞、書き直したい?
崎山 僕、古舘さんの曲も歌詞もめっちゃ好きです。
古舘 聴いてくれてるの?
崎山 「喉が嗄れるまで」とか。
古舘 まじ!? なんか意外すぎる、俺はてっきり崎山くんは通ってないと思ってたから。
崎山 めちゃくちゃ聴いてますよ。そもそもバンドがすごい好きで。なので聴いた時にすごい声も好きだしいいなと思って。「Family」の歌詞とかもやばい。僕めっちゃ口ずさんでます。
古舘 めっちゃ嬉しいんだけど。俺はコンプレックス強いから、なんか一方的に自分にないものを持ってる人に対しての憧れが強くて、崎山くんはその対象であって。だから自分のことを知ってるなんて、あまりピンとこないというか。だから旅の本も、崎山くんとある種一緒で。崎山くんも連載して重ねたものを書籍化したじゃない? 俺も毎日現地で61日間書いた日記を今回本にした。本にするにあたって読み返したら、めっちゃ直したくなっちゃって。でも担当の方から、いやそれじゃ意味ないって。読むたびに印象が変わって、もうちょっと格好つけたくなったりとか、無駄を省きたくなったりとか。崎山くんはそういうことがなかったのかなと思って。
崎山 それはありました。添削したいみたいな。でも書籍にする前もちょっと直したりはしました。
古舘 落とし所はどこで見つけたの?
崎山 この時はこの時っていうバイブスがあったので、落とし込みましたけど。書き直したい気持ちはありました。
古舘 歌詞はどう?
崎山 歌詞はないです。
古舘 歌詞ないんだ! 俺めっちゃあるんだよね。今まで書いた曲、書き直していいなら全部書き直したいもん! ストイックにっていう意味じゃなくて、耐えられないから。めっちゃある。
崎山 いや、あるにはあるけど、そんなにはないですね。
古舘 書いてる時もそうで。書き終わってから全部消して、やめちゃうとか。
崎山 それはあります自分も。曲の途中でやめて、ちゃうねーん!って。コンビニ行って、チキン食べたりとか。
古舘 匙投げちゃうことがけっこうあるから。だからそれと近しい感情で昔の曲書き直したいのかも。だからなんか未練たらしいんだろうね、俺の方が。多分崎山くんはアウトプットしてしまえば、もう引きづらないというか。
崎山 でもそんなに前のものが好きかって言われたら、多分そんなに好きっていうタイプではないと思いますね。これからの作品とか、これから作るものの方が好きってなります。未来になればなるほど自分の音楽とかも好きだし、直したいっていうよりは何かをかき消したいみたいな気持ちが強いかもしれないです。ここに普遍が落ちてたなみたいな伏線として存在していてほしい気持ちもある。そのどっちかだけですね。
自分の満足と世間の評価
古舘 なるほど〜。友達がライブとかで曲をカバーしてくれた時に、めっちゃいい曲じゃんって思う時はある。っていうのはあるけど。でもすごい自己肯定感が低い人生だったから。崎山くんは自分自身、自己肯定感はどのくらいだと思う?
崎山 うわ〜難しいですね。でも本当に時と場合によるかも。低めではありますけど。
古舘 どういう時に上がるの?
崎山 まぁ曲作った時とか、酔っ払った時とか。けっこうハイになっていくというか。
古舘 曲が完成したらめっちゃ自己肯定感上がるじゃん。もう最高だ〜!ってなるの、俺も。でも、自分で「この曲、最高!」って思えば思うほど、みんなからその曲を愛してもらえなかった時の落胆が大きい。崎山くんは、そういう時の落とし所をどうつけてる?
崎山 ないですよね、落とし所が。煮えたぎる。
古舘 煮えたぎるんだ。もう俺はあの感覚が耐えきれなくて。俺は煮えたぎるというか、よじれる。どうしてるんだろうってみんなに対しても思うし。崎山くんは逆にそれをエネルギーに変えられる?
崎山 エネルギーにして、でもよじれます。うわ〜なんでやねん!って。
古舘 俺は、「きた!」って思うものほど人に伝わんなくて。「別にそんな」の方が周りの反応がよかったりとか。
崎山 それはそう。一緒ですね。切ない話。全然刺さんない、なんでなんって。めっちゃいいじゃないっていう気持ちなんですけど、その時は。なんかサラッと書けたりして、ふーんくらいに思ってる曲の方が受けたりして、え、そうなの?みたいな。どういう現象なんですかね。
古舘 そんなイタズラいらないよね(笑)。最近はめっちゃいいって思ったら、これは当たらないって思うようにしてる。でも、“きたー!”が刺さんないのはしょうがないんだけど、“きてない”が当たるっていうイタズラだけやめてほしい。それで混乱するから。
崎山 混乱しますよね。
古舘 やっぱり崎山くんもあるんだね、助かるわ(笑)。
崎山 それに関しては僕も、みんなどうしてるのかなっていう。
古舘 俺らはひとりぼっちじゃないんだね(笑)。
崎山 ひとりぼっちじゃない(笑)。自分も救われます。
気になるミュージシャンへの“究極の二択”
古舘 本当に今それ聞けて良かった。あと、気になる人に聞く質問があるんだ。崎山くんの前に二つのボックスがあります。Aには自分は全然好きじゃないけどめっちゃ売れる曲が入ってます。Bには自分は涙出るくらい大好きな曲、だけど1ミリも売れない曲が入ってます。どっちを開けますか?
崎山 これえぐいっすね。
古舘 俺はずっとこっちだっていうのがある。それが最近ちょっと変わってきたけどずっとあるからこそ、他人のが気になるの。

崎山 Bだな。
古舘 それはやっぱし愛せないものがいくら流行っても嬉しくない?
崎山 そう、怖い、みたいな。
古舘 俺ずっと20代の頃はA欲しいと思ってたの。とにかく自分は何かヒットを作らなきゃっていうのがあったからAだった。でもどうやらみんながみんなそうじゃないんだなって思ってきた。崎山くんは今までのキャリアを全部振り返っても、どのタイミングでもB? これ間のCはないんですよ。“そこそこ好きでいい感じに売れる”はないっていう。
崎山 ガチでAの日もあります。今はBみたいな。ちょっと一回向き合いたいみたいな時期でもあって。一回好きなものを作りたいみたいな。
古舘 Aの時期もあるんだ?
崎山 常に並行してあるかも。でもBになるとさっきの状態が起きますね。あれは辛いけど。
古舘 だから俺はずっとAを開けたかった。
崎山 これは難しい質問すぎる。
古舘 そう、これは気になったミュージシャンに聞くようにしてて。でも俺が気になった人みんなBって言うんだよね。だから崎山くんがBって答えた時もすごいびっくりした。またB現れた!と思って。俺はもうずっとAがほしかったんだよね。でもそれは意外って言われるの。人から見たら「古舘くんって好きな音楽やって、自分のこだわりでやりたい人なんでしょ」って言われることあるんだけど、内情は違くて。めちゃくちゃ売れることに固執してたし、悶々としてたから。
崎山 けっこう極限の質問ですね。これが本当の二択ですね。現れたな、極限の二択が(笑)。
古舘 やっぱり崎山くんはBなんだよな〜。でもAの時もあるっていうのが超リアルだなって思った。Bに固執してるんじゃなくて。

独自の道を歩く、もうやんカレーと崎山蒼志
古舘 これ実は編集部にも話してないんですけど、「なぜ崎山蒼志×もうやんカレーなのか」っていうのが実はあるんですよ。今日の会話を振り返ってもらえたらわかってもらえると思うんですけど、俺はこの[もうやんカレー]が大好きで、なぜ好きかっていうと、「カレー食べたいな」で行くんじゃなくて、「もうやんカレー食べたいな」で行く場所なんです。もはやカレーとかじゃなくて、独自の「もうやんカレー」という食べ物。社長が秘密工場でコトコト煮込んだ誰も知らない秘密のレシピ。カレーを作ろうと思って作ったわけじゃない。できたものがカレーだったみたいな。オリジナリティーと特異性があるものだった。これ、崎山蒼志とめちゃくちゃ繋がるんですよ。俺が崎山くんに思ってたものって、11歳のときにいわばその自然発生的に曲を作り始めて、狙ってこういうものをやりたい以前に、崎山くんがただ“秘密工場”で歌って弾いたギターとか声の震えとか歌詞とかの特異性。ソロミュージシャンとかバンドマンとかっていうジャンル性じゃない「崎山蒼志」っていう独自の道を歩いている感じがあった。それが俺にとって「もうやんカレーと崎山蒼志」だったのよ。だからRiCEで連載やりましょうってなった時に、この二つで始めないと先に進めないっていう感覚があったんですよ。これを最後に言うためにペース配分して話してました(笑)。
崎山 すごい! そういうことか(笑)。
古舘 やっぱり「もうやんカレー」も「崎山蒼志」も一つのジャンルだから。音楽とかカレーっていうカテゴライズの中の一つっていうよりも、自然に生まれたものがこうだったっていう。その道を一人で歩いている両者。それにすごい憧れがあって、自分はそうはなれないし、でもそれが悲しいとも思ってなくて。そういう人たちが好きだからこそ、じゃあ自分は何ができるんだろうっていう風にシフトを向けられるようになった。実はそういう思いを込めてこの「崎山蒼志×もうやんカレー」をやったんです。
崎山 ありがとうございます。
古舘 どうでしたか今日は。楽しかったですか?
崎山 楽しかったし、美味しかったです。
古舘 だから今日、俺結構緊張してたんだよね。
崎山 え〜! そうなんですか。
古舘 今日が初っ端だから、どうなるんだろうってドキドキしてた。最初のゲストの方に楽しんでもらえなかったら、この企画はもう打ち切りかもなって(笑)。あとシンプルに崎山くんと仲良くなりたいってのが、一番デカい目的でもあるし。なので、今日はありがとう。「崎山蒼志」と「もうやんカレー」、どちらも我が道を突っ走る姿勢が僕には憧れです。ありがとうございました!

古舘佑太郎|Yutaro Furutachi
俳優、ミュージシャン。1991年4月5日生まれ、東京都出身。2008年、バンド「The SALOVERS」を結成し、ボーカル・ギターとして活動スタート。2015年、同バンドの無期限活動休止後、ソロ活動を開始。2017年、新たなバンド「2」を結成し、2021年に活動休止。2022年にバンド名を 「THE 2」に改め再開するも、2024年に解散。俳優としても活躍し、2014年、映画『日々ロック』でデビュー。以降、NHK 連続テレビ小説『ひよっこ』、NHK 大河ドラマ『光る君へ』などに出演。主演映画に『いちごの唄』『アイムクレイジー』などがある。今年3月12日には初の書籍『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』が発売された。(新刊発売インタビューはこちら)
IG @yutaro_furutachi崎山蒼志|Soushi Sakiyama
シンガーソングライター。2002年8月31日生まれ、静岡県出身。2018年、『日村はゆく』(Abema TV)の出演をきっかけに注目を浴びる。同年、16歳でファースト・アルバム「いつかみた国」をリリースし、2021年にアルバム「find fuse in youth」でメジャーデビュー。多数の映画やドラマ、アニメの主題歌を提供。2023年7月19日にはTVアニメ『呪術廻戦 懐玉・玉折』のエンディングテーマ「燈」をリリースし、ストリーミング総再生数は1億回を突破。今年4月25日公開の『パリピ孔明 THE MOVIE』では劇中歌を書き下ろした。また、2025年1月には初のエッセイ集『ふと、新世界と繋がって』も発売され、文芸界からも注目を浴びている。
IG @soush.i_sakiyamaもうやんカレー 246 渋谷店
東京都渋谷区渋谷1-7-5
Tel 050-5462-2922
WEB moyan-shibuya.foodre.jp
IG @moyancurry_official衣装(古舘さん)
トップス ¥29,700、ボトム ¥44,000 / 共に Old park (オールド パーク、HEMT PR 03-6721-0882)
シューズ / スタイリスト私物衣装(崎山さん)
ニット ¥59,400 / Kota Gushiken (コウタ グシケン、info@kotagushiken.com)
ボトム ¥34,100 / KHONOROGICA (コノロジカ、HEMT PR 03-6721-0882)
インナーカットソー、シューズ / スタイリスト私物Photo by Mishio Wada(写真 和田美潮)
Styling by Kie Fujii(スタイリング 藤井希恵)
Hair & Makeup by Asumi Washizuka(ヘア&メイク 鷲塚明寿美)
Text by Yoshiki Tatezaki(文 舘﨑芳貴)
Edit by Ai Hanazawa(編集 花沢亜衣)
 RiCE.press
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 Jinsuke Mizuno
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 Naoto Morishima
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 Takashi Watanabe
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 Yuki Hanai
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