
みなべクラフト梅酒のアンバサダーに就任
香港発[CENSU TOKYO]と世田谷代田[Quarter Room]
和歌山・みなべ町は国内屈指の梅の産地。紀州南高梅の誕生地という歴史を背負いながら、小規模農家が地元で育てる梅を「安心・安全」に紡ぐ。そんな土壌から生まれた梅酒を、自ら“食卓から世界へ”と送り出すのが、みなべクラフト梅酒プロジェクトだ。
今回、香港から逆輸入されたジャパニーズレストラン[ CENSU TOKYO ]と、カクテル・バー&スタジオ[ Quarter Room] が、ブランドアンバサダーに就任することを記念したメディア向けのコラボイベントが開催された。
会場となった外苑前の[CENSU TOKYO]。多くのメディア関係者が訪れた。
[CENSU TOKYO] と [Quarter Room] は、「みなべクラフト梅酒の思想と同じく、新しい発想を取り入れた料理やカクテルを提案し、ゲストにレストランやバー文化へ触れるきっかけをつくりながら、業界全体の発展に寄与してきました。シェフやバーテンダーとして培った豊かな知見と経験をもって、みなべクラフト梅酒の目指す未来をともに歩むことで、新しい梅酒の可能性を切り拓けると確信しています」とみなべクラフト梅酒代表の高田遼氏が語るように、一夜限りの共演では、[CENSU TOKYO]の料理に[Quarter Room]のカクテルを合わせる特別なペアリングを実施。クラフト梅酒「Yii(イー)」を取り入れた料理とカクテルの掛け合わせが生み出す体験に、ゲストたちはその香りの重なりと新しいアプローチに驚き、思わず魅了された。
[CENSU TOKYO]の厨房で腕を振るうオーナー・金須郁幸氏。クラフト梅酒と響き合う料理を、この夜のために創り上げた。
“バーとドリンクを通じて、食の多用性を拡張する” というビジョンを掲げている[Quarter Room]オーナー・野村空人氏。今回もクラフト梅酒「Yii」を軸にしたカクテルで魅了した。
「梅酒は漬け終わった後に梅が残るじゃないですか。その残渣をお預けして、それをソースに使っていただいています。各料理には私たちの梅酒の梅が練り込まれていたり、混ざっていたりするんですよ」。梅酒の副産物まで余すことなく活かすそんな発想が今回のメニューに落とし込まれ、料理と酒の双方に奥行きを与えていた。
「梅酒の新しい価値を生み出したい」──想いを語る、みなべクラフト梅酒代表・高田遼氏。
今回の[CENSU TOKYO] と [Quarter Room]の アンバサダー就任は、料理と酒の対話を重ね、新しい梅酒のあり方を描いていく試みだ。伝統と現代性、美意識と遊び心。その狭間を進むこのプロジェクトは、梅酒文化の裾野をさらに広げていくだろう。
今回のコラボメニューの一つ。秋刀魚(Plum and Curry Sauce) とYii Manhattan(Yii, Tomato, Vermouth, Bitters and Salt)
今後は「CENSU TOKYO」と「Quarter Room」両店において、みなべクラフト梅酒を使ったコラボメニューを展開していく予定だ。さらに、梅酒を掛け合わせたユニークなイベントの企画も進行中。今回披露された特別メニューも、実際に店舗で味わえる。
「CENSU TOKYO」で提供されるコラボメニュー。鯛の刺身「Snapper , Pickled Myoga , Ginger Jerry , Plum , Plum and Hibiscus Soy」¥1,680
「Quarter Room」で提供されるコラボメニュー。Yii Martini「Yii , Vodka Bean , Amaretto and Bitters」¥2,200
そして2025年10月9日には、学芸大学駅にブランド初となる実店舗[MINABE CRAFT UMESHU Liquor Boutique]がオープン予定。コンセプトや世界観をその場で体感しながらラインアップを購入できるほか、実際に試飲を楽しみつつ、梅酒の奥行きや広がりに触れることができる。クラフトマンシップとクリエイティビティが息づく一杯と出会える、特別な空間となるはずだ。
世界初のプレミアムなクラフト梅酒「Yii(イー)」。やわらかな梅の酸味、ジンならではのスパイシーさが複雑に絡み合う個性的な香りと味わいが特長。ソーダで割るだけでカクテルのようにも楽しめる。
MINABE CRAFT UMESHU
EC https://minabecraftumeshu.jp/
IG @minabe_craft_umeshu
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