2/16(土)UB1Tableにて開催

RiCEの学校 イベントレポート


RiCE.pressRiCE.press  / Mar 7, 2019

photography by Motoya Sahara

牛肉を学んで、食べる

2/16(土)渋谷・UB1Tableにて、RiCEの学校が開催された。

第1講目となる今回は、RiCE最新号「牛肉の未来」特集にて、キュレーターを務めた山本謙治さんが講師として登場。山本さんの牛肉に関する講義を聞いたあとは、実際に3種類の牛肉を食べ比べることができる貴重なイベントとなった。

photography by Motoya Sahara

イベントスタートと同時に山本さんの「本当に美味しい牛肉とは何か?」をテーマに講義が開始された。事前に配られたレジュメを見つつ、山本さんの熱の入った講義に耳を傾ける参加者。まるで本当の学校のような雰囲気の中イベントは進んでいった。

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

続いて、岩手県流通課の峠舘大介さんによる「いわて短角牛」と、高知県農業振興部 畜産振興課チーフの公文喜一さんによる「土佐あかうし」の特徴や美味しさのポイントなど紹介がそれぞれにされた。この二つはのちに食べ比べに提供される牛肉となっており、参加者は実際に食べる前に知識を頭に入れてから、それぞれを食べることとなる。

「いわて短角牛の美味しさの秘密は赤身が強く、アミノ酸が強いというところにあります」と峠舘さん。現在は今後は首都圏への流通もどんどん広げていきたいと語られた。

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

「(土佐あかうしは)黒毛和牛の脂分と赤身の両方のいいところをとったようなお肉です」と土佐あかうしの特徴を話す公文さん。今の牛肉における畜産業の現状の説明を交えた説明が行われた。

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

その後は山本さん、峠舘さん、公文さんの三人に、RiCE編集長の稲田を交えたトークセッション。それぞれの熱い牛肉への熱い思いが語られ、話に盛り上がりを見せた。

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

そして、いよいよ牛肉の食べ比べの時間となり、すでに会場には牛肉の匂いが。今回、牛肉の調理を担当したのは会場であるUB1 Tableのプロデューサーであり、RiCEの編集アドバイザーでもある森枝幹シェフ。参加者のために厨房で用意された、いわて短角牛、土佐あかうし、オージービーフの3種類がカウンターに並ぶ。

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

同時に参加者には食べ比べの感想用紙が配られ、それぞれの牛肉を食べながら、自分なりの味の評価を記入する姿が見られた。

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

食べ比べが終わるとビールやハイボールを楽しみつつ、山本さんや参加者同士の交流が所々で行われていた。牛肉好きの人々にとって普段では体験し得ない、有意義な時間となったことだろう。

photography by Shinya Fukuda (launch inc.)

 

 

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