ごちそうさまのお皿

フリーになって5年目の栄養。2016のアーカイブ


Ichiko TakehanaIchiko Takehana  / Mar 13, 2018

2016.2.26 松見坂

今年こそは!たくさん外食いくぞっ!お正月が過ぎると言っている。ああ、もう2月も終わっちゃうというタイミングで、前から行ってみたかった予約の取れないイタリアンへ。お客さんでもあり友人でもある面々が持ってる予約のテーブルに飛び入りさせてもらった。なのに。幾つかの不幸が重なって、なんとも満足できないディナーになってしまった。そんなわけで悲しげな一枚。お支払いの額が反映されていない「ごち皿」。

2016.4.21 福山 (広島)

タケハーナの相棒だった順が福山でとうとう開業。おじいちゃんが残した古民家をていねいに復活させて『おか星』スタート。仲間を募ってさっそく行ってきました。不思議な感じ。半分自分の料理を食べてるみたいな。うどん好きの順が作る美味しいかき揚げうどん、久しぶりに食べて泣けてきたー。 (汁、飲み干しすぎ)

2016.8.14 高知

今年はもっと旅にでる、実践中。高松からバスに乗って高知、ずっと来たかった日曜市へ。激しい炎天下、冷たいわらび餅の黒蜜がしみました。胃カメラじゃありませんよ。

2016.8.15 女木島 (瀬戸内海)

高知から高松に戻って、そしてフェリーで女木島へ。お昼前からモヒート飲んで、タコのガーリックソテー、このあたりのタコ、うらやましいなあ。お店の人としばし「タコを柔らかく仕上げるやり方」について雑談。ふうん、やっぱり一度冷凍するんだって。

2016.8.17 観音寺市 (香川)

高松在住の友人が連れて行ってくれたのはガーンヴラバーリーという異空間。よく集めたなーと驚愕してしまうような色々 (中近東がメインなのかな) を眺めて回ったあとにゆっくりゆっくりスパイシーなお茶を楽しんだ。

2016.8.18 豊島 (瀬戸内海)

泊めてもらうお礼にはあたりまえのようにごはんを作らせてもらう。たいてい包丁1本もって旅に出ている。今日は庭のすみっこに育ってたバジルを使って。

2016.9.3 – 9.7 台北

写真家・安彦幸枝さんの『庭猫展』開催を応援しがてら台北滞在に便乗。みんなの大好きな台湾ごはん。ほとんどお皿をなめたように綺麗に食べちゃうから、撮った「ごち皿」は量が多すぎて残してしまった3品のみ。牛肉麺、肉巻き、甘味盛り。

2016.10.5 京橋

訪ねたギャラリーがなんと休館日。不注意な自分を嘆きながらあたりを見渡すと、松輪で獲れた鯵を使った鯵フライの専門店に行列が。100年に一度くらいは並んじゃおうかと列へ。食べ終わったお皿にハートマークが出現していて、なんだか嬉しかった。左下隅に注目。ここんちの鯵フライはワサビで食べるんです。

2016.10.31 スリランカ

今年は有言実行な感じ。スリランカにやってきました。料理を習ってます。ホテルの厨房で、町はずれのレストランの厨房で。そして念願の、泊めてもらいつつ、料理上手のお母さんのキッチンで。ツテをたどって、恵まれた縁に感謝しながら。3日間お世話になったサンジャヤさんちを去る朝は、ちょっと特別な日に作るキリバットというココナッツミルクライスを教えてくれた。庭からバナナの葉を取ってきて、綺麗に盛りつけるところも見せてくれた。昨夜の副菜の残りといっしょに手で食べた。

2016.11.2 スリランカ

二人目のお母さんワジラさん。人柄も素晴らしいし、その料理もすごく美味しい!レンズ豆のカレー「パリプッ」の美味しさとその作り方は一生忘れないよ。

2016.11.3 スリランカ

ワジラさんの家。ここ、元プチホテルだよね?この庭、あの厨房、あのダイニング。それにちゃんとちゃんとした客室。こんなところに泊めてもらっちゃって、庭からもいできたマンゴでジュース作ってもらって、料理教えてもらってる。アーメン。

2016.11.4 スリランカ

ワジラさんの最後のごはん。レストランの食堂では考えもしなかったけど、普通のおうちに泊めてもらって、家族といっしょにテーブルを囲んでいるたら自然に手で食べるようになる。ヘタクソな指使いだって、嬉しそうにしてくれた。でも指の跡は案外残っていないですね。

2016.11.27 東十条

出張料理で「ごち皿」を撮るのはめずらしい。後片づけがラクだからとこの家のホストが用意した使い捨ての紙皿には、捨てるのがもったいないくらい綺麗なドローイングがあっちこっちに残ってました。笑。

2016.11.30 上野毛

今日はお誕生日。プレゼントしてもらった美しい木のスプーンで、レンズ豆のスープ (ワジラさんレシピベース) を静かに味わう夜。今日もよく働きました!

2016.12.11 上野毛

私ひとりの「ごち皿」より、お客さんに作った大皿のほうが、そりゃやっぱり大作になる。料理を出す前にはなかなか写真を取れないけれど (一刻も早くサーブしなくちゃ!って思う) 、お皿を片付けたあとなら撮ってもいいよねと思う。スリランカの名残りが漂うスパイシーチキン料理にカリフラワーやビーツやじゃがいもの副菜をトッピング。2016年の〆はこの一枚。笑。

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