連載「三軒の街できこえた音」#1

ピガールのトイレ


Youta KondoYouta Kondo  / Sep 9, 2026

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
フリーランスでマーケットや音楽イベントの企画・制作をしている、近藤陽太と申します。

流れ流れて仕事をいただくようになり、気づけば三軒茶屋で活動を始めて4年が経ちました。

人と飲み食いすることが好きで、足繁く通っているお店がいくつもあります。そんなふうに、行きつけの場所や顔なじみの人が少しずつ増えていくことも、三茶の醍醐味のひとつだと思っています。

同じくらい音楽が好きで、もっといえば、その手前にある「音」そのものが好きです。けれど、ふと考えてみると、これまで音という視点から三茶の街を意識したことはありませんでした。

この街を音から見ていくと、どんな三茶が浮かび上がってくるのだろう。

そんな興味から、音がきこえる場所や、そこにいる人たちのことを、拙いながらも書いてみようと思います。

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三茶は個性的なクラフトビール屋さんがたくさんある。
その中でも僕が愛してやまないお店が[Pigalle Tokyo]。同業他社からもリスペクトされ、長く愛されているお店だ。

お店に入ればそこは異国。どこのなんなのかわからない飾りもの、年月を重ねたイベントのポスター。カウンターでは気さくな山田ご夫妻が出迎えてくれて、6タップのドラフトと世界各国の缶・瓶ビールを楽しめる。

この時期、昼よりは涼しくなって、風も出はじめた夕方。
どうしても立ち寄ってしまう。外で立ち飲みするのが好きで、グラスも一緒に汗をかいてくれる。目の前をLUUPで知り合いが通り過ぎる。

それと飲み会のあと、家に帰る前に寄ってしまう。23時までというのが歯痒いけど、でもまっすぐ帰れるのでありがとうと感謝の気持ちも相まって。
もう炭酸しんどい!ってときにはBy The Glass。その時開いているボトルビールやシードルをグラス1杯から飲める。

そうなってくるともうトイレの時間。もうギリギリ。
と、扉を開けるとそこはオペラハウス!上を向いた小さなスピーカーからダイナミックに音楽がかかっている。スピーカーがブンブン振動してる。でるものもでる。音姫も城に帰ってしまっている。

ここでいろいろ水に流して、カウンターに戻りまたビールを流し込む。

Pigalle Tokyo
東京都世田谷区太子堂2-15-8 1F

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