カリフォルニアの生産現場でわかったこと

おいしいアーモンドへの旅 (前編)


RiCE.pressRiCE.press  / Sep 29, 2018

ヘルシーな食材だってことは知ってる、けれど……

「一日手のひらいっぱいのアーモンドで1日に必要なビタミンEが摂れる」
「アーモンドを食前に食べると体脂肪率減少に効果」
などお菓子に欠かせないものというイメージから、ヘルシーなおやつとして注目を集めているアーモンド。アーユルヴェーダでも肉の代わりのたんぱく質補給源として欠かせない素材で、ベジタリアンにも大人気。でも、栄養分や効能はおおよそ分かったつもりになっていても、アーモンドがどうやって栽培、収穫されているか知ってる? 世界のアーモンドの80パーセントがカリフォルニアで生産されているんですよ (私は今回初めて知りました) 。

その生産現場を見てみませんかとのお誘いをいただき、この度カリフォルニアへと行ってまいりました。

DAY1 アーモンドとワインの産地、カリフォルニアへ

羽田からサンフランシスコまで飛行機で9時間半。そこからローダイまで車で3時間。サンフランシスコに着くと、寒い! 8月20日なのに。経由地のサンフラシスコは寒いですよ、と聞いてはいたけど、すぐに移動するしと多寡をくくっていた……。37度の猛暑の日本からやってきて、ここは20度以下。急いでトランクからコートを出す。見回すと現地の人もみんなセーターやコート着用でした。

同じ州内なのにローダイまでの道のりは長い。アメリカが広いってこういうこと? いままでハワイ以外では都市部にしか行ったことがなかったので、じつはあまりよくわかっていなかった。もちろん知識としては知ってましたよ。でも今回あらためて実感したってこと。
街を抜けて砂漠に近いような草原をずっと越えていくと、今度は急に葡萄畑ばかりに。アーモンドの栽培地はワイン用葡萄の栽培地。同じ宣教師がアーモンドとワイン用葡萄を植えたのだそう。到着したローダイは暑いけれど日陰に入ると急に涼しくなる。日中は40度だが、湿度が30パーセント未満なので日陰は涼しい。夜は20度くらい。この寒暖差がアーモンドやワイン用葡萄に適しているらしい。

到着日はウェルカムディナーで迎えていただく。アペリティフはテラスでアーモンドシャンパン。

アーモンドミルクもあって、飲む前にいただくのもよさそう。ホテルで用意された作りたてなので、添加物などは一切なし。アーモンドをデーツ、はちみつ、水とミキサーにかけてチーズクロスなどで丁寧に濾したもの。まろやか。癖がないのでごくごくいける。

そして室内に移動、ワインも土地のもの。サラダにはブルーチーズとりんご、お約束のアーモンドが。アーモンドはスライスアーモンドとシュガーコーティングしてクランチにした2種。甘みとチーズの塩辛さが合う。

メインはターキーとテンダーロイン。アメリカらしく感謝祭をイメージしたメニューでした。どちらも柔らかく仕上げてあってさっぱりしている。テンダーロインをお代わりしたかったのに、付け合わせの野菜とスタッフィングを取りすぎてしまい……。しかしこのスタッフィングがまたおいしくて。自家製パンにクランベリーとにんじん、アーモンドもたっぷり。緑と白のいんげんのソテーにもアーモンドとアーモンドづくし。

デザートはアーモンドバスクケーキにイングリッシュトフィーソース。日本でなら食べ物は絶対残さない私。でも全部食べきれなかった……。ごめんなさい。

明日はいよいよ生産現場へ。オリエンテーションで見た2月の満開のアーモンド農園の写真はきれいだったな。一面のピンクの花々を思い出しながら、農園見学の準備。次回、農園ルポです。 (後編へつづく)

CREDIT
Text by Kyoko Endo

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