一期一食

006. Deep dive KOCHI—Deep-dish pizza—


Orito HamadaOrito Hamada  / Feb 7, 2020

昨年もツアーやフェスやライヴで日本を何周したのでしょうか。全国のサウナにも、もちろん行きつつ、友達が全国津々浦々で様々な挑戦をしているので、僕も行く度に会ってお互いの近況報告をしています。そういう存在にはいつも助けられますよね。

高校のとき塾が一緒だった(と後から知った)友達と数年前に知り合い、今となっては大親友になった人がいます。

彼は高知県土佐町で教育改革の前線に立って挑んでいて、僕も少しだけお手伝いしています。あぁ、ミュージシャンにもできることはあるのだな、と気付かせてくれた大事な仲間です。

彼が一時期とても疲れていたので、本当にサウナ入れるために高知に会いに行ったほどで(笑)。そうしたら、彼はテントサウナを買い、そこから土サ町というサウナのプロジェクトが立ち上がり、コミュニティが出来て……人のつながりはトコトン面白いなと思います。

そういう一つ一つの原体験が人を作るし、やさしくて緩やかなつながりが生まれていくんだなと思います。

昨年、その土サ町で夢のような一日がありました。高知市内の素敵なお店をやっている方々がピザを焼いてくれたり、お洒落なカフェのオーナーが最高のかき氷を作ってくれたりしました。サウナと食べ物は極めて相性がいいなと改めて思いました。この前久々に高知に行ったので、そのピザ職人の方のお店[石窯ピザ フェデリコ]に行ってきました。

この日は仲間と行ったので、完全にシェフにおまかせやりっぱなしコースをオーダーしました(予算も言わなかった)。こうやって楽しくオーダーできるのも、食の良いところですよね。お店の方と仲良くなって色々してもらうのは本当に楽しい。

最初は、サラダから。

高知のカツオのタタキといえば、藁でやりますが、イタリアンのアレンジで今回のタタキは燻製されてました。チップではなくウッドでスモークされていたので、香りが素晴らしかったです。高知産のフルーツトマトが美味しかったな。ポンカンもいいアクセントになっていた。イタリアンのシンプルな味付けは昔から大好き。

そして、ムール貝とアサリの白ワイン蒸し。

お酒が進む。シンプルイズベスト。手をかけないことが美味しくなるヒミツ。そして、ピザが来ました。

どろめ(イワシの稚魚)がふんだんに使われたピザからスタート。磯の香りがピザと絶妙に合います。少しずつ熱で火が入るとまた風味も変わって美味しかった。

そして、クワトロフォルマッジオ。フェデリコのピザ窯は本場と同じ石窯なので、とても美味しく焼けます。小麦粉もチーズもこだわっていることがわかる一品でした。

そして、この日のメインディッシュであるディープディッシュピザです。

シカコで生まれた縁が高いピザのことで、縁が高いので具を厚く乗せることができるピザです。実は日本で食べるのは初めてでしたが、とても美味しかったです。まず食べたときの歯の当たり方がいつもと違う。一瞬キッシュみたいな感じなんだけど、外側のクラストがきちんとピザなのです。ピザを乗せる皿が独特な形をしているので、通常のピザとは火の通り方が違って少しカリッとするんですよね、そこがまだ美味しいんです。中の具も一口食べると、ソーセージやチーズやたくさんのトマトソースのハーモニーが口中を包みます。たまらない。みんなでピザを囲んで手で食べるってやっぱり楽しいよね。お互いのこと話してまた、パワーもらってみんなでお腹満腹でお店を出てそのまま東京に帰りました。

今年ももう旅は始まっています。こうやって仲間と会って、いい報告ができるようにまた頑張ろうと思えるのです。いつもありがとう。

石窯ピザ フェデリコ

〒780-0081
高知県高知市北川添6-16
TEL:088-883-8633
営業時間:
[平日]11:30〜14:00(13:30 LO)/17:30〜21:00(20:30 LO)
[土日祝]11:30-14:30(14:00 LO)/17:30-21:30(21:00 LO)
定休日:火曜日
予約等の詳細については公式ウェブサイトをご確認ください。

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