きょう何食べた? #2 浅草橋 編

[gubigubi]平澤淳一さんの夜ごはん


RiCE.pressRiCE.press  / Dec 17, 2025

「きょう何食べた?」は、いま東京のフードカルチャーシーンで注目を集める人たちに、ある一日の朝、昼、夜ごはんを紹介してもらう連載企画。食べ物だけでなく、その人のライフスタイル、街との関わり、仲間との時間など、“人と食と街のストーリー” を浮かび上がらせます。第2回は流しのワインバーとして人気の[gubigubi]・平澤淳一さんと浅草橋周辺を巡りました。

[アンドシノワーズ]の水蛸とハーブの和えものとワイン

[アンドシノワーズ]は園健さんと田中あずささんのユニット。園さんが作る「カンボジア式の水蛸とハーブの和えもの」に、田中さんが合わせてくれたワインは「ゲヴュルツトラミネール 2023」。

「水蛸とハーブの和えものは、ほどよい辛さの中に魚介の旨みとハーブの香りがしっかり立っていて、本当に印象的な一皿です。そこに合わせた「ゲヴュルツトラミネール」は、ドライながらもほんのりと甘さが残るワインで、その甘みが辛さや酸味と口の中で調和していく感じがすごく面白い。辛い・酸っぱい・甘いが混ざり合う瞬間をとても楽しめました。

[アンドシノワーズ]さんを選んだのは、こんなふうにインドシナ料理が楽しめて、さらにワインにもよく合う店って、他にないと思うから。現地の空気をそのまま感じられるような“旅感”があって、定期的に通いたくなるお店なんです。浅草の近くにできたことで、下町のグルメ好きはすごく喜んでいると思います。このエリアは東京の西側のようにレストランが多いわけではないからこそ、こういうフィーリングで食事ができるお店って本当に貴重なんです。

僕は夜ごはんが一番楽しみで、夕方4時くらいになると「今日何食べよう?」と考え始めます。自分で料理するのも好きで、料理は“プラモデル感覚”。説明書どおりに再現するのが好きなんです。シェフや料理家のレシピ本を集めて、ワインと合わせながら作ることもよくあります。外食も月20回くらいはしますね。友だちと「この店行こうよ!」と集まるのも楽しみ。[アンドシノワーズ]さんに連れてきたい友だちも多いので、今日もまた予約して帰ろうかなと思っています(笑)」

インドシナの空気を再現した店内で、香り豊かな一皿とワインを味わう贅沢な時間。

カウンター越しに園さんや田中さんと会話を交わしながら、その料理が生まれた背景や旅の記憶を聞けるのもこの店の醍醐味。物語とともに味わう一皿は、より深い余韻を残してくれる。

アンドシノワーズ
東京都台東区鳥越2丁目3−4 篠田梅村共同ビル 4F
月火木金 19:0022:00
土 18:0021:00
水日祝日 定休
IG @imindochinoise

gubigubi
IG @gubigubi_official

Model by Junichi Hirasawa(モデル 平澤淳一)IG @samojunn
Photo by Misa Shimazu
(写真 島津美紗 )IG @smzms_620
Text by Shingo Akuzawa
(文 阿久沢慎吾)

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