MAGAZINE

RiCE No.49 NOVEMBER 2026

2026年11月号は「お米」特集

RiCE創刊10周年となる特別記念号では、創刊号以来2度目となる「おこめ」に焦点を当てます。炊きたてを頬張るだけで、なぜだかほっとする。握ればおむすびに、煮ればお粥に、炒めればチャーハンに。醸せば酒になり、麹となれば味噌や醤油をはじめ、あらゆる食をおいしくつないでいく。お米は毎日の食卓を支える主食でありながら、日本人、ひいては人類の食文化と切っても切り離せない、変幻自在のキーファクター。

そんな果てしなく広がるお米の世界を、「炊く」「握る」「炒める」「蒸す」……そして、生産者が田んぼで「つくる」現場の最前線まで、数々の営みを表す動詞からひもときます。受け継がれてきた人類の営みから、いま最旬のフードシーンまで。知る、食べる、飲む、つくる、育てる ——お米をめぐる現在地を、RiCEならではの視点でジャーナルします。

【特集】お米の底力

Contents

RiCE PEOPLE
・門脇麦
・西加奈子
・こたけ正義感
・古舘佑太郎
・平野紗季子
・山中瑶子
・宝方宏樹
・三宅香帆
・金原ひとみ
・斎藤工

知る

●一杯のご飯から、人と文化の旅をたどる 斎藤工 × 玉利康延

●米はどこから日本へ|玉利康延

●分類から知るお米のこと

炊く

●長谷川あかりの自炊考 自分のために、米を炊く。

●一汁一飯日記|下司悠太

●バスマティライスをセカンドライスに。|indigoandbooks

●ケの日をいろどる「灯明」の炊き込み|富樫達彦

●京都に息づく土鍋炊き文化
・米処いなもと
・そ/s/KAWAHIGASHI

●気づけば、ご飯に夢中な定食|てんてんてん

●鉄鍋炊き込みご飯の夜。|よばなし

●粥から始める。|ohayo

●お粥とリゾットって何が違うの?

●ビリヤニから考える米の美学|ビリヤニ大澤

●愛でたくなる土鍋を、一生の相棒に。| Playmountain

握る

●腹を満たすということ。 上出遼平 × 橋本英治(ほぐれおにぎりスタンド)

●目玉焼きも 無花果もおにぎりになれば知らない表情に|マドロム

●「最もキュートな携帯食」としてのおにぎり|偶然

●かじった角が、おいしいと嬉しいから|MY Eats&Drinks

●江戸前鮨の矜持は、下町の町鮨から|やよい鮨

●酢飯を自由に、おうち寿司 |スシーランス

巻く・包む

●ここにしかない味を、これからもつくり続ける|光泉

●変わらぬ町で受け継がれる、江戸っ子の人情|志乃多゛寿司

●寿司が焼けたら、まず一杯。|金井寿司

●野毛呑みのはじまりにも、〆にもアテ巻き|大衆すし酒場 めのじ

●酢飯の上に季節を載せて、海苔で巻いて食べてみる。|藤代将平(album)

●熊野のローカル寿司「さんま寿司」を東京で。|秋刀魚

●間借りドーサ店で感じる、インドの軽食文化と米カルチャー|Dosa?

炒める

●チャーハン、その原点と創造性|稲田俊輔

●田口雄一シェフ(湯気)の、季節野菜の浅漬炒飯

●佐藤瑛洋シェフの、ちゃんちゃん焼き風味噌炒飯

●ドンデコルテ 渡辺銀次の、おかかチーズ炒飯

●板橋に息づく町中華炒飯
・共栄軒
・天宝

●新しい炒飯の時代 MUDAN JIANG|徳武

●うちの洋食炒めし帖 Dominic|陽食

蒸す

●ハレの日の蒸しご飯代表=赤飯 その真髄をEATBEAT!の二人が紐解く

●日常食としての餅 [Little chef]の餅入り茶碗蒸し

●日常に、餅つきのグルーヴを|沼田学

●ニッポン餅図録

●とにかくまず、米を蒸す人たちの話|田中あずさ(アンドシノワーズ)

●カオニャオを手で食べる|オレンガタン

●イノベーティブカオニャオ|Tokiya

●食卓に蒸籠があったなら|五十嵐可菜(中華可菜飯店)

挽く

●炊き込みごはんみたいなマフィンで秋を味わう|doyoubi

●ベトナミーズ・ライス・ライフ|ほし じゅんこ

●魅惑のチャイナタウンで邂逅する、福建の家庭の味|好又鮮酒楼

●今宵、ビーフンをつまみに|ジュウバー

●働く街の胃袋を満たす、老舗のビーフン|亜細亜

●鰻屋発、かきもちをアジアのお菓子に|と亀

かける・のせる

●東京・幡ヶ谷から青森へ、ウミネコカレーが残した一皿の風景|ウミネコカレー

●石濱匡雄とユザーンに聞く、マスタードフィッシュカレーの魅力

●群馬の秘境で出会う、架空山岳民族料理とカレー|萃点

●1,300人の村を変える、卵の可能性|点々 TenTen

●あの人がいつも常備する、ごはんのおとも。 村上竜一(ねば)|椙谷果林(町屋 楪)

●マイベスト丼
・尾形貴弘(パンサー)
・長野陽一
・吉川奈穂子(sellfish.)
・723
・KAORU SATO
・オガサワラガク
・餅田コシヒカリ

●心の豊かさを、もっと。三宅唱の、私だけのおいしさ。

●シンガポリアン コメ食スタイル

飲む

●吟醸百年、低精白一万年

●米を磨かない日本酒|千葉麻里絵

●アジア伝統酒ルネッサンス

●インディカ米で醸す日本のサケは世界酒の夢を見るか(haccoba×DEVANOM)

●Craft Sake Selection

●青梅発、伝統を携え臨む新しいサケづくり|TOWA

●日韓濁酒の新潮流

●いつか美味しくなる酒|柿崎至恩

●難しい酒

●米から泡盛の未来を考える。沖縄・南城市の田んぼから始まった酒造り|LANDO

●RiCE10周年コラボ酒 ぷくぷく醸造|虎ノ門蒸留所|CRAFTROCK BREWING

つくる

●変わりゆく風土、耕すひと。|蒜山耕藝

●次世代の米農家二人がまなざす、未来の水田と食卓 永田一成×鈴木伶於

●変化を受けとめ、変容しながら|盛岡絢子

●酒米農家として、米の可能性を耕し直す|岩崎達也

●未来の米づくりは、土を触りながらデータを読む|Plenus

●なぜパタゴニアは、水田に着目するのか。

●食べる、の隣の、ものづくり クラフトユニット「Straft」を魅了する稲わら

【連載】

  • EDITOR’S NOTE #49
  • 吉本ばなな「ごはんの秘密」
  • 生江史伸「レストランの宇宙」
  • 加藤シゲアキ「サイドカー讃歌」
  • 渋谷直角 漫画「たこ RICE」
  • 岸田繁「その皿はハーモニー」
  • 山中瑶子「yum yum 味の想い出」
  • コムアイ「世界のどこかでいただきます」
  • 藤田周「現代料理の人類学者のおゆうぎ」
  • 遠藤京子「電影食堂 ~映画の中の料理考~」
  • 田中開「焼酎ライナーノーツ」
  • 千葉雅也「美味礼讃」
  • 弘中綾香「ごほうび飯に甘やかされたい!」
  • 蜷川実花「FOOD HOLIC」|市原隼人
  • 森山未來×竹花いち子「cook me」

次号予告

RiCE No.50 JANUARY 2026年12月4日発売!