一期一食

024. New attitudeな食の体験を渋谷から


Orito HamadaOrito Hamada  / Nov 13, 2020

仲のいいサフレ(サウナフレンド)がガッツリプロデュースしたお店のプレにお邪魔してきました。とにかくすごく楽しかったので、みんなにシェアしたくなりました。

MIYASHITA PARKのホテルsequence MIYASHITA PARKの最上階にあるエンターテイメントレストラン&バー[SOAK(ソーク)]です。

おそらくあっという間に話題になるのではないかと思っています。

[西麻布81]の永島健志シェフと香港を代表する日本人シェフである長屋英章シェフがタッグを組んだとなれば、そりゃ楽しそう。どんなジャパニーズイノベーティブ料理が食べられるのか楽しみにしていました。そして、ドリンクはゴールデン街の[Shampoo]にいた後藤崇さんがやるんだから楽しいに違いない!

是非行ってほしいので、チラ見せっぽくなるけど少しずつお見せしたいなと。

料理は、渋谷の過去・現在・未来をタイムトラベルするような仕立てになっています。

2枚の写真に添えられた言葉。時間の旅をしながら料理の世界に引き込まれていきます。コース中音楽や空間自体も一緒にリアルタイムで演出プロデュースされていて、五感で楽しめるようになっています。ひとつひとつにコンセプトがあって、渋谷と言うメディア性をとても感じさせます。

今日はインナー向けだったので、2品サーブしてくださいました。

細かい演出もネタバレしたいんだけど、行ったときの感動が薄まるのでちょっと出し惜しみながら……笑。僕視点でいきます。

玉手箱。視覚的にも素晴らしい演出でした。Rice Cracker(雲丹のエスプーマと生雲丹、昆布パウダー)、渡り蟹のロワイヤル(洋梨とピスタチオ)

いきなりこれが出てきて、ワクワク感が止まらなかった。動画でフルで見せたいくらいでした。味もスターターとして食感が最高でした。リズム感がある料理が個人的には好きなので、こういうスターターはテンションがあがります。

ワケあり親子DON。有名な一品ですね。81クラシックカルボナーラと、厳選されたお肉の炭火焼きとフォアグラパウダーを纏ったTKG。個人的には再構築した料理はイノベーティブの醍醐味だし、僕も好きなところ。一口ずつ頂いてから2つの料理を混ぜて絡めていただきました。イノベーティブだけど、一つ一つのベーシックがきちんとしているからこそできる味のハーモニー。おそらくコースの後半でこれ出てきたらとどめを打たれるなぁと改めて思いました。

薔薇。

少しドリンクも楽しんでみたいなぁと思っていたら、サーブしてくださいました。日本酒にとある演出をしてバラの香りをまとわせていました。言いたいけど、これも我慢。マジでリアルに体験してほしい。飲んだ瞬間後藤さんに「気持ちいいですね」と伝えてしまっていた。比較的主張が強いものが一緒になっているはずなのに不思議な一杯でした。

インナーで少人数だったのでシェフが一つ一つ経緯を丁寧に説明してくださっていました。

もうただ美味しいだけじゃダメなんだとトップシェフが言う言葉が特にささった。音楽も同じだなと。。。

[SOAK]は100人規模のパーティスペースもあるし、水遊びが楽しめる「OYU」もあるし、そこも楽しいんじゃないかなと。ディナーいただいた後ここで楽しむのもいいよね。

この冬は、まだ外出とかどうしたらいいのか迷う時代なのかもしれないけど、だからこそきちんと対策を誠実にしているところは更に流行ると思ってます。そういう要素もこれからの場には必要な要素になっていくんでしょうね。正式にオープンしたら是非フルコースを楽しみに行こうと思っています。

SOAK

東京都渋谷区神宮前6-20-10
MIYASHITA PARK North 18F
レストラン / 1部 18:00〜20:00、2部 21:00〜23:00
※ペアリングコースのみ提供:1.5万円/名(税抜)
ルーフトップテラス「OYU」 / 17:00~close
バータイム / 23:00〜Close ※季節によって変更あり
月曜定休
soaks.tokyo

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