伊勢角屋酒店とコラボレーションしたビールも先行販売

「ブルーボトルコーヒー 広尾カフェ」オープン


カリフォルニア州オークランド発の「ブルーボトルコーヒー」、日本国内で16店舗目となる新店が広尾にオープンしました。

サステナビリティに配慮された、鮮度の高い挽きたてのコーヒー豆を1杯ずつハンドドリップで提供するスタイルで市民権を獲得。2015年の日本上陸から人気は衰えることを知らず、昨年リニューアルを遂げた清澄白河のフラッグシップストアも大きな話題となりました。広尾店が出店するのは、7月20日にグランドオープンを控えるなかで注目を集める商業施設「THE RESTAURANT」のエントランス部という好立地です。

「THE RESTAURANT」には、西麻布[レフェルヴェソンス]が手がける新業態[Bistro Némot]、モダンベトナム料理の火付け役[Ăn Đi]の新業態[Ăn Cơm]、オープン5ヶ月でミシュランの星を獲得した、ブルックリン[OXOMOCO]などが出店する予定。フードカルチャーの粋を集めた新スポットとして、新たな人の流れを生む場所になりそう。

そんな話題の新施設のグランドオープンに先駆け、6月11日にオープンしたブルーボトルコーヒー広尾カフェ。自慢のスペシャルティーコーヒーはもちろんのこと、初めて日本のブルワリーと共同開発したという「ブルーボトルコーヒー ペールエール」を先行発売中です。

コラボレーション相手は三重県伊勢市に醸造所を構える「伊勢角屋麦酒」。もともとはお伊勢参りの旅人たちをもてなす餅を振る舞う売店として1575年に創業し、味噌・醤油づくりも行っている老舗、クラフトビールづくりは1997年よりスタートし、「ビール界のオスカー」とも評される「インターナショナルブルーイングアワード」での金賞受賞歴もある名門ブルワリーです。

スペシャルティコーヒーとクラフトビール、どちらも長い年月をかけて飲まれてきたドリンクを、原材料や製造方法、香りや味わいへのこだわりを一層高め、よりクリエイティブに作り手の個性を活かしたジャンル同士。ブルーボトル長年の人気ブレンド「スリーアフリガス」のコーヒー豆をペールエールに漬け込むことで香りと味を引き出したとのこと。どちらのファンにもたまらない競演なのではないでしょうか。

フルーティーで明るいコーヒー豆のテイストと、ペールエール特有のクリアな苦味と甘さがマッチ。口を近づけるとシトラスのフレッシュなアロマが香り立ち、コーヒーのロースト感とビールのシャープさが際立つ仕上がりは、これからますます暑くなる夏を前に、飲みたくなる味わいです。

写真右・ボルドー色のラベルが新商品の「コールドブリュー缶 シングルオリジン」

ブルーボトルコーヒーといえば、4月に発売されたシングルオリジンコーヒーのコールドブリュー缶も人気だそう。コロンビアのアンデス山脈で収穫された、高品質なコーヒー豆をじっくりとコールドブリューすることで、コーヒーの甘みや華やかな味が引き出された「缶コーヒー」とは思えぬ飲み心地。春夏だけの季節限定発売なので、こちらもぜひチェックしてみてください。

 

ブルーボトルコーヒー広尾カフェ
2020年6月11日(木)オープン
東京都広尾5-4-16 THE RESTAURANT 1F
広尾駅2番出口より徒歩1分
営業時間 8:00〜22:00(6月11日から当面の間は8:00〜19:00の営業)

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